爆弾小僧が好きだった ~ ニューロティカ

忘れじの外国人レスラー伝 / 斎藤文彦

本屋寄るよね。
この本有るよね。
買うよね、読むよね。

日本で活躍した10人の外人レスラー、
亡くなるまでの話を斎藤フミさんが書いた。

どれも往年のプロレスファンなら
泣ける話ばかり。

全選手の感想書きたいけど
そんなに書いてられないから
一人に。


爆弾小僧ことダイナマイト・キッドは泣けた。

本の向かって左上ね。
ベイダーの上。

プロレスファンなら言わなくても
分かるだろうけど、知らない人にも伝えたいし。
(詳しくない人、ベイダー分かる?)

小さい身体で、全身全霊でファイトしてた。
新日ときはタイガーマスク(佐山)の好敵手。
誰でも知ってる通りタイガーマスクの
デビュー戦の相手。

ま、そんなより、
名前通りの爆弾で小さい身体を
フルに使ってのファイトが
プロレスファンの心を掴んだ。

僕も大大大好きだった。

だが、絶頂期はすぐ過ぎて
身体も動かなくなり、急に引退した。
本当に急だった。

身体、ボロボロだったんだね。

引退してから数十年経って
車イス生活と聞いて泣けた。

そして数年後に亡くなったニュース。
泣いた。

今回の本もドトールで読んでて
涙が込み上げた。
周りにバレないように我慢したが
泣いた・・・。

プロレスファンの為に
あんなにガムシャラなファイトしてくれて
後先考えてないようなプロレスして
引退後は身体ボロボロんなって。

亡くなって数年経つが、
今でも僕の心の中に残ってる。

本当にありがとうございました。

今でも、あなたのファイトは
目に焼き付いてますよ。


【今日の1曲】
ニューロティカ ~ ブルドッギングボーイ
~DYNAMITE KID THE END~

ニューロティカ / がむしゃら


爆弾小僧の生きざまは 戦国時代の下剋上
全身全霊限度なく はむかう敵は容赦しねえ

僕の好きなバンドが爆弾小僧を歌ってる。
なんだよ!
みんな、キッドが好きなんじゃん!


強烈怒涛の太陽に カミソリファイトを光らせて
四角いジャングル牙をむく ダイビングヘッドぶちかませ

本当にキッドは、早かった。
高速ブレーンバスター。
技のキレ味が最高。


がむしゃら肉体突っ走り 生きるも死ぬもいさぎよく
太くて短いダイナマイト

でっかい相手にも全身でぶつかっていく。
笑った顔を見た事がない。
まさに爆弾小僧。

この曲の最後にナレーション、
というか故 仲田龍リングアナウンサーの
引退時のアナウンスが差し込まれている。

1991年12月6日 日本武道館
ダイナマイト・キッド
とても急な引退試合。

「次の試合に登場するダイナマイト・キッド選手は
本日この試合をもって引退する事になりました。
これが最後のファイトとなります。
より一層のご声援をお願い致します」

観客の「えーーーー」で終わる。

このアナウンスまで入れることで
ニューロティカのキッド愛が分かる。

わざわざ全日、日本テレビに
承諾を得にいったのが分かる。
(やったのはレコード会社だろうけど)

その手間あっても、
ニューロティカは入れたかったんだよ。
今でも、このアナウンス聞けるから
ありがたい。

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