生きるの疲れるな

rockin’on / 2022年7月号

生きるの辛いな。
疲れたな。

ろくな事がない・・・・。
死んじゃおっかな・・・。

なんて思って仕事帰りに本屋へ寄ったら
ロキノンあるじゃん。

ありゃ、
Joy Divisionの「Unknown Pleasures」表紙。

なになに?
ニューウェイブ/ポストパンク?
買うよね。

まだちゃんと読んでないけど
ジョイ・ディビジョンだもね。
読まないと。

ジョイ・ディビジョンてーと、
すぐイアン・カーティス(Vo)の自殺が語られる。

もういいよ。
音楽のバンドの話だけでいいよ。

以前にTwitterでLIVE画像を見た事があるが、
イアンの踊りが凄かった。
なんだ、この動きは????

踊りったってマイケル・ジャクソンとか
韓流POPとかでないよ。

もうカクカクのガクガクで
踊った事がない素人が
むりやり身体を動かしてるみたいで、
衝撃を受けたよ。

生きるの疲れたなーって時に
ジョイ・ディビジョン。

いいかも・・・・。

【今日の1曲】
Joy Division ~ Disorder

Joy Division / Unknown Pleasures

兎に角、音がさ。
いわゆるPUNK的な音でないのよね。

変な言い方だとチープ。
で、BASSの音が出てる。
ドラムはドラムなの?

なんでこんな音つくりしたのか?
と不思議だったが、それはそれで
今でも語られるから良かったんだろうな。

1曲目からBASSラインが出てます!

聴いた事無い人がPUNK的なものと思い込んで聴くと
ずっこけるかも。

でも、これがいいんだよ。

なんで入ってないかな?

ロック(6/9)の日にブログを書かずに寝るという。

レココレ6月号で70年代のロックアルバム200なる企画。

こういうの大好物なんだけど
ワシの大大大大好きな THE JAM が入ってない!!!

松田優作ばりに「なんじゃこりゃ~!!」

THE JAMだよ!
ポール・ウェラーだよ!

あれ?!
SETTING SONSって80年代だっけ?

wikiで調べる(笑)。
やはり1979年11月リリースだ。
(wikiが正解なら・・・の話ですが)

いやいやいや、
このアルバムは入れるべきでしょ!!!

名盤!!!
何回聴いた事か!

The Germs
Throbbing Gristle
Joy Division
入ってるのに

THE JAMが入ってない!!!!
納得できん!
きーーーーーー。

【今日の1曲】
THE JAM ~ THICK AS THIEVES

THE JAM / SETTING SONS

てなことで名盤「SETTING SONS」から。

邦題「引き裂かれぬ仲」

カッコイイねー。
JAMの一番てっぺんの時でない?

リアルタイムでないけど
やっぱこのアルバムが全編通して
勢い、曲、バンドの充実度がみなぎってる。

この曲、好きだなー。
かっちょええーよー。

なぜこのアルバムを入れない????
(しつこいか)

生涯パンクロッカー

日本パンク・ロッカー対談集

完読した。
面白かった。
間奏は書評コーナーで書きます。

兎に角、本を読む時間が無い。

こっそりこっそり、合間合間で
チビチビ読まねばならんので、
完読するのに時間がかかる。

別にこっそり影にかくれて
読んでるわけでないけど
家に帰ってすぐさま自分の部屋入ったら
家族も「なんだよ?」と思うでしょ。

娘は常に絡んでくるし。
プロレスやるし。
家族が起きてるときは
僕も一緒にリビングに居るわね。

皆さん寝てからが僕の時間だが
高齢なもんで寝てしまう。
目、開けてられない。

なので、ほんと朝の一瞬とか
帰りのバスとかでしか読めない。

本当に時間が無さ過ぎる・・・・。
もっと時間を上手く使えないかなー・・・。

仕事してる場合でない。
生きてる時間もそんなに無いから、
自分のやりたい事しないと。

【今日の1曲】
サンハウス ~ なまずの唄

サンハウス / 有頂天

本にも登場する、鮎川誠 ✖ 陣内孝則。

この二人といえば、めんたいロック。

このネーミングもどうなのか?とは思うが
めんたいロックの始祖といえば
やはりサンハウスかと。

リアルタイムで聴いてたわけでないけど、
日本のロックを遡ると、サンハウスは
絶対出てくる。

この1st、好きです。
菊(Vo)の声が野太くて、
変な言い方になるが面白い。

鮎川誠、ずっとロックしてるね。
菊も、元気に活躍中。
凄いは。


で、本曲。
ゆらゆら帝国の「いたずら小僧」は
この曲をモチーフとしてない?

それとも、どちらもモチーフとした
曲が同じだったとか?

どちらもブギを連想させる曲だからかな?

初めて本曲「なまずの唄」を聴いたときは
おっ!と思わされた。

鮎川誠は有名(だよね?)だけど、
サンハウスは、あんまり浸透してない(失礼)。

この1stは分かりやすいと思うので御一聴を。

本を読む時間が無い

現在、猛烈に読んでる本

今読んでる最中の本。

まったくもって、どういう趣向の本を
読んでいるのであろうか?

向かって左から
「日本パンク・ロッカー対談集」
「U 相模原に現れた世界の憂鬱な断面」
「谷崎潤一郎 性慾と文学」
「葛西純 自伝 クレイジーモンキー」

どういうジャンルなん?
自分でも不思議。

一つ共通点がある。
「くれいじー」
良くも悪くもって意味でね。

「日本パンク・ロッカー対談集」
パンクロッカーなんて、みなクレイジー。
雑誌Bollocksの対談をまとめた一冊。

面白いよ!
読んでみて。
つっても、パンクとか音楽とかバンドに
興味無いと分からないか。


「U 相模原に現れた世界の憂鬱な断面」
以前にも書いた森達也さんの植松本。
僕が会ってみたいと思う、あの相模原犯。

森さんが書いてるので、興味。
中身は濃い。
考えさせられる。
僕は正常か?言い切れなくなる。


「谷崎潤一郎 性慾と文学」
小説の事、ここで書いてないけど
小説も好きなのよ、僕。

で一番好きな作家が谷崎潤一郎。
その谷崎についての評論というか。

僕も谷崎を全部読んだわけでないけど
他の人が谷崎に対してどういう思いか?は、気になる。

谷崎の小説は狂っている。
正直、凄い!
ここまでマゾヒズム、フェティシズムを
表現出来るなんて・・・・。

文学は良く分からないが、谷崎の文章は読める。
根底が同じだからか?


最後に
「葛西純 自伝 クレイジーモンキー」
またまた出ました、プロレス本。
待ちに待ってた葛西純。

いろんなプロレスラーの自伝はあるのに
なんで葛西純は無いんだ?と
思ってたら出た。

僕を19年ぶりにプロレス界へ引っ張った人。
この人が居なかったら、僕は
今のプロレス界に目を向けてなかったと思う。


とまー、こんな本を
同時に読み進めているの、僕。

音楽、殺人、文学、プロレス
本は楽しい!!!

ただねー、時間が無いから
ゆっくり読めないのが難点。

家に居たら、もっと時間無い。
どっか旅館に籠って読みたいよ。

読んだら「本の感想文」に書評を残す!


【今日の1曲】
The Beatles ~ Everybody’s Got Something To Hide Except Me And My Monkey

The Beatles

ま、モンキー繋がりで(笑)。

ビートルズん中でも、この1枚(いや2枚)は好き。
多彩な曲の固まりの2枚組オリジナルアルバム。

後期で言うと、これかAbby Roadだね、僕は。

で、本曲はジョンのロケンロール!かと。
ちょっと違うか。

ださい言い方でノリノリ(笑)。

あとタイトルがやたら長い。

ビートルズとか洋楽知らない人でも
ビートルズの有名な曲は耳にしてるでしょ。

そっからね、こういうアルバムを
深く聴くと面白さが分かって
どんどん音楽にハマるんだけどね。

以前も書いたけど、ほんと
ビートルズをまともに聴いてないときは
分からなかった。

皆さんも
ちゃんと聴いてみてほしいなーーー。

この年になると
音楽とプロレスと本と殺人を
語れる人がいないのよねー(悲笑)。

選手名鑑2021を買いました。

今のプロレスラーの多さに驚き。
なので買うよね、これ。

プロレスラー選手名鑑2021 / 週刊プロレス

北都プロレス行ったけど、
選手が分からない。

これ読むよね、見るよね。
したら、居るよね(笑)。

かなりの奥底まで網羅してるのね。

で、表紙に出てるレスラーが、
今年2020年の顔って事か。
週プロ厳選の。

なので昨年と比べて
出てない人は・・・・という事でしょう。

確かに、この顔ぶれだら
今年はやった人達ですね。

って、新日多いなーやっぱ。

宮原健斗が消えたなー。
今年はイマイチだったか、最高男。

あと昔と違って
民法TVで見れるの、新日だけ。
生放送もいい感じでやるの新日だけ。

週プロ読んでるけど、
実際の試合見てないから、
今年のいい選手とかいい試合、
分からないもねー。

もうちょい見やすくしてくれないかなー。
配信あるけどね、昔みたいに民法で。

それは難しいか。
なら、せめてCSで毎週1回やってくれるとか。
無理か・・・。

ま、違うとこでは書いてたけど
プロレス専門のブログを起こしたかったので、
今後は、思った事をいろいろ書いてきます。

爆弾小僧が好きだった ~ ニューロティカ

忘れじの外国人レスラー伝 / 斎藤文彦

本屋寄るよね。
この本有るよね。
買うよね、読むよね。

日本で活躍した10人の外人レスラー、
亡くなるまでの話を斎藤フミさんが書いた。

どれも往年のプロレスファンなら
泣ける話ばかり。

全選手の感想書きたいけど
そんなに書いてられないから
一人に。


爆弾小僧ことダイナマイト・キッドは泣けた。

本の向かって左上ね。
ベイダーの上。

プロレスファンなら言わなくても
分かるだろうけど、知らない人にも伝えたいし。
(詳しくない人、ベイダー分かる?)

小さい身体で、全身全霊でファイトしてた。
新日ときはタイガーマスク(佐山)の好敵手。
誰でも知ってる通りタイガーマスクの
デビュー戦の相手。

ま、そんなより、
名前通りの爆弾で小さい身体を
フルに使ってのファイトが
プロレスファンの心を掴んだ。

僕も大大大好きだった。

だが、絶頂期はすぐ過ぎて
身体も動かなくなり、急に引退した。
本当に急だった。

身体、ボロボロだったんだね。

引退してから数十年経って
車イス生活と聞いて泣けた。

そして数年後に亡くなったニュース。
泣いた。

今回の本もドトールで読んでて
涙が込み上げた。
周りにバレないように我慢したが
泣いた・・・。

プロレスファンの為に
あんなにガムシャラなファイトしてくれて
後先考えてないようなプロレスして
引退後は身体ボロボロんなって。

亡くなって数年経つが、
今でも僕の心の中に残ってる。

本当にありがとうございました。

今でも、あなたのファイトは
目に焼き付いてますよ。


【今日の1曲】
ニューロティカ ~ ブルドッギングボーイ
~DYNAMITE KID THE END~

ニューロティカ / がむしゃら


爆弾小僧の生きざまは 戦国時代の下剋上
全身全霊限度なく はむかう敵は容赦しねえ

僕の好きなバンドが爆弾小僧を歌ってる。
なんだよ!
みんな、キッドが好きなんじゃん!


強烈怒涛の太陽に カミソリファイトを光らせて
四角いジャングル牙をむく ダイビングヘッドぶちかませ

本当にキッドは、早かった。
高速ブレーンバスター。
技のキレ味が最高。


がむしゃら肉体突っ走り 生きるも死ぬもいさぎよく
太くて短いダイナマイト

でっかい相手にも全身でぶつかっていく。
笑った顔を見た事がない。
まさに爆弾小僧。

この曲の最後にナレーション、
というか故 仲田龍リングアナウンサーの
引退時のアナウンスが差し込まれている。

1991年12月6日 日本武道館
ダイナマイト・キッド
とても急な引退試合。

「次の試合に登場するダイナマイト・キッド選手は
本日この試合をもって引退する事になりました。
これが最後のファイトとなります。
より一層のご声援をお願い致します」

観客の「えーーーー」で終わる。

このアナウンスまで入れることで
ニューロティカのキッド愛が分かる。

わざわざ全日、日本テレビに
承諾を得にいったのが分かる。
(やったのはレコード会社だろうけど)

その手間あっても、
ニューロティカは入れたかったんだよ。
今でも、このアナウンス聞けるから
ありがたい。

年取ったなー~Mr.Children

ロッキングオンJAPAN、今月も郵送されてきた。
ほーほー、表紙はミスチルか。
インタビュアーは山崎洋一郎(総編集長)か。

ROCKIN’ON JAPAN / 2021年1月号

以前も書いたけどエレカシ、ミスチルは載るね。
山崎のお気に入りだ。

ミスチル、新譜出すのか。
51才、同い年。
元気だなーと思う。

僕と違ってアーティスト。
やはり人間が違う。

ミュージシャンたるもの、いつも新鮮な音楽を届ける。
ずっと続けて売れてるって本当に凄い。

ミスチルのファンでもないし、
オリジナルアルバムを1枚もまともに
聴いた事無いけど、凄いとは思っているの。


で本題なんですけど表紙見てビックリした。
桜井以外が、相当老けている事に。

桜井もさすがに51才で老けたけど
後ろの3人は輪をかけて老けている。

特に中川(B)、こんなだった?
ほうれい線が酷い。
もっと若々しかったと思ったのに。

田原(G)、髪型もどうなのか?と思うが
着てる服がロックバンドでない。
ジャケットの下、それジジー着る服でないか?

鈴木(D)は、それそうとうの年の取り方だけど
現役バンドなんだから、もうちょい若くしてて。

そんな事言う僕も老けてしまったが、
まだ若く見られ・・・て・・・る・・・かな。
たんに重みが無いだけか・・・・。


【今日の1曲】
Mr.Children ~ 君がいた夏

Mr.Children ~ 君がいた夏

皆さんご存じ、ミスチルのメジャーデビュー曲。
その当時、TVでやたらPVかかってた、深夜に。

ミスター子供って、どういうバンド名じゃ?と
その当時思った。

で、デビュー曲にしては地味だったんでない?

どかーんと来るのはシングル5枚目、
CMタイアップの「innocent world」か。

シングル4枚目の「CROSS ROAD」も
ドラマ主題歌で・・・・。

シングル3枚目「Replay」もCMだった?
あんま覚えてないけど、この曲いいよね。

やっぱ売れるにはタイアップ無いとね。
一般ピーポーに浸透しないもんね。

売れるは大事。
なんでもいいから売れれば勝ち。
それが正解だと思う。

売れたくないバンドなんて、この世に居ない。
バンドやるなら売れたいよ。
バンドで喰いたいんだから。

桜井は自信もあったろうから
タイアップさえあれば、絶対売れる!と思ってたはず。

それにしては、デビュー曲である本曲の
地味さ加減はなんだろう?
あまりにも地味。

これも作戦だったのかな?
一曲目でドカン!は、やり過ぎ、走り過ぎ
という考えだったのかも。

ま、兎に角バンドは続いて売れている。
凄い。
後は、若々しくやってほしいなー、
同年代としては。

お前もなー、と言われそうだけど。



ジャンボ鶴田「永遠の最強王者」

やっとこ読んだ。

小佐野景浩 / ジャンボ鶴田 永遠の最強王者

もっと時間が有るならスラスラ読めたのだが、
いろいろやる事もありー、子守もありーでスラスラ読めず。

合間合間で読み進めて、やっとこ完読。
こっから感想文じゃー。

この厚さ、フリスクと比較

元週刊ゴング編集長、小佐野さんの渾身の一冊。
小佐野さんの優しい文章による鶴田の伝記である。

小佐野さん、きっと優しい人だと思うのね。

2019年夏に札幌でG馬場展があって。
まだ、、そん時は本格的にプロレスを見始めてない。
でも、馬場は見たい。
ついでに大仁田のトークショーもある、と。
行くよねー。

そん時の司会進行が小佐野さんだった。
僕はゴング読んでなかったから、小佐野さんを
この時まで知らなかった。

口調が優しいのよね。
見た目もそうだし。
一目見て、この方いい人だろうなーと。
GAORAの全日本プロレスの解説も優しい。

案の定、文章が優しい。
これターザン山本なら、鶴田の事を
めたくそ書きそうだもんな(笑)。

鶴田も優しかったから、書き手としては
小佐野さんが正解だったと思う。

て、著者の感想になっちゃってるね。

本の中身は基本、鶴田はズバ抜けてたという
事実を記載してる。
途中、途中で鶴田他、周りの感情とか挟みつつ、
鶴田は凄かった事と。

一つ思うのは、鶴田はプロレスラーとしての
野心が他のレスラーに比べて極端に少なかった点だろう。

これはこの本の根幹であると思う。
会社を背負うとか、トップに立ってやるとか
そういうのが無かった。
こういうとこは僕に似てるなーと思いながら読んだ。

でもリングの上ではベラボーに強い。
というかタフで上手い。
本当に相手になるレスラーなんて、この世に居なかったんでない?
それだけ特殊なレスラーだった。

残念なのは、この本でも触れてるが
人生の先を常に考えて引退後の人生も考えてたのに
病気には勝てなかった(実際は手術中の大量出血による死)事か。

先の事って分からないなーと、つくずく思った・・・。


鶴田の個人的想い出と言えば、函館大会での出待ち。
田舎の小学生が出待ちすんのよ。
俺もその中の一人。

でね、ブロディはちゃんとチェーン振り回して
出てくるのよ。逃げた(笑)。

鶴田は本当に優しいから
「はい、あぶないよー、気を付けてねー」ってバスに向かうの。
俺含む小学生が周り取り囲んで付いていく。

俺の足、誰か踏んだ!
とっさに「あ、鶴田に踏まれた!」と思う俺。

実際は違うと思うけど
本当にそん時はそう思ったのだ。
「鶴田に足踏まれた!やった!」とはしゃいだ。

鶴田は本当にでかかった・・・。
こんなプロレスラー、もう二度と出ないだろうなー。

ほんとに本当にありがとう、ジャンボ!
昭和プロレスファンは、
あなたをいつまでも忘れない!


【今日の1曲】
ジャンボ鶴田のテーマ ~ J

ジャンボ鶴田のテーマ/J

このテーマが鳴ったら、やっぱ盛り上がるよね。
来たー!鶴田ーー!

試合中も「オー!」やっちゃうもね。

札幌出てきてから、中島体育センター別館通ったなー。
このテーマ聞いたなー。
いい時代だったなー。

やっぱりこの頃のプロレスラーの
入場テーマは素敵だ!

本を売ったら安!。

某全国チェーン店の中古屋さんに本を売ってきた。
「安!」

こんなもんか・・・・。
もうちょい付けてもいいでないか?
でも、従業員、バイトの給料とか考えるとこれか・・。

ロッキングオンJAPANは雑誌だしね。
本も別冊とかちゃんと綺麗に取ってあんのよ、僕。
買う側は、んなの関係ないか(少しあるか、汚いのよりは)。

昔のPUNK雑誌「DOLL」なんて今は高いんでないか?
雑誌も古い廃刊もんだと高いのかなー?

で、気になったのが2冊買えませんて返されて。
その1冊が写真家、荒木経惟の写真集。
え?これ、買えないってが?
アラーキーだよ。不思議だなー。

そんなに値の張る写真集でないけど
買ってくれてもいいんでない?
アラーキー(の写真)好きはいるよ。

もう1冊が、洋画のエロっぽいとこの写真集。
昔の洋画の。白黒です。
こんな本、どこにも置いてないと思うが。

某中古屋さんのデータベースには無かったんだろうな。
買うにしても額、価値が分からないんだろう。

この全国展開してる某中古屋さんて
買う商品、全国で統一、決まってるから
バイトでも買い取り額出せるのよね。
ぴっぴっぴって。
価値とか知らなくてもいい。そりゃ安いよな。

僕の価値あるCDは、ここでは売れないね。
(当たり前)。
ちゃんと価値が分かる店行かないとね。
今回も、ほとんどが普通の本だったから「ここ」にしたけど。

で、返された2冊って、どちらも「まんだらけ」で買った奴(笑)。

「まんだらけ」なら価値分かってる。
そこに売りに行けばいいけど、
街へ行く交通費の方が高くつくは。

ま、店でかなり差は出るよねって事。
結局、僕も不要だから「持ってって下さい」と。

また本が溢れ出したら、売らんとね。
書庫部屋欲しい。
CD部屋欲しい。
書棚、CD棚欲しい。

僕が死ぬ頃には、全部売ってしまうけど、
生きてる間は飾っておきたい。


【今日の1曲】
Bryan Adams ~ Don’t Leave Me Lonely

Bryan Adams / Cuts Like a Knife

そんな某中古店でも、いい事はある。

今から10年前。
ふと目に留まったCD100円コーナー。
(250円だったかな?)

お、ブライアン・アダムス、あんじゃん。
僕は洋楽聴き初め位のと時に聴いたブライアン。

この3rd、すんげー聴いた想い出がある。
なんか青春だのよね、このアルバム。
ブライアンも若い!

そん中でも、この本曲が好きだった。
イントロのギターとか、途中のドラムとか。
やっぱブライアンのメロが一番でげすが。

して、誰か纏めて売ってての売れ残りだろう。
値段が下がってるって事は。
1st~4thまで揃ってる。

買うよねー。

たまに、安安コーナーで、こういうの発見すると嬉しい。
この中古店の美味しいところか。

買い取り額は安かった。
でも、たまーに発掘発見はある。
良しとしよう。

深夜に読んだ。

深夜ポンコツを読んだ。

鈴木圭介 / 深夜ポンコツ

フラワーカンパニーズのVo、鈴木圭介のエッセイ。

以前のエッセイ「30代の爆走」も読んだ。
今は僕も圭介も50代である。

フラカンは僕と同世代、というか同じ学年。
ずっと聴いてきた。

この本も発売日すぐに購入していたのだが
他の本もあり、時間も無し、やる事多しで
完読してなかった。
今回、やっとこ読んだ。

中身は、圭介な文章で
「30代の爆走」が年取った事を書いてるかな。

この本を読んでると、僕のブログとも
似てるかなーなんて思ったりして。

でも、お金を取る文章と
好き勝手な事書くブログでは違うよね。

いざ書いても編集から修正とか注意とか指示とか
来るんだろう。そいうのメンドくさいなー。
でも、本は出してみたいよね。

この本の中で対談が2つ有る。

一人はクリープハイプのVo、尾崎世界観。

フラカンファンだという事だが、
クリープハイプって音にフラカン臭がしない。
でも好きなんだろうな。

尾崎若いのに、フラカンなんだ。
僕みたいな世代だと共感するけど、
尾崎みたいな若い人に、フラカンが
どう響いているんだろう?

もう一人は作家の角田光代。

僕は角田の小説を読んだ事がないので
角田の事をどうこうは言えない。

ただ、この対談、どちらも
あらたまり過ぎなような。
かしこまり過ぎのような。

角田も同世代で言葉を出す者同士で
語られてるが、その遠慮してるような対談が
なんとなく、うーん・・。
と、僕は思いました。

実際は知らないよ、盛り上がってたのかも知れないし。
対談文章読んだ限りでは、ん?と思いました。
次、対談すれば、もっとはっちゃけれるのかな?と。


僕も圭介も、先は短い。
もはやジジーの齢である。

「齢」と書いて「よわい」と読むんだよね。

本の中で書いてた。
「人生が足し算から引き算に変わる」

そうなのだ、
あと「何回、これ出来る」とか、
あと「何回、ここに来れる」とか、
あと「何回、これ見れる」とか
もうケツの事考えてかんきゃ無いのよね。

フラカンのライブだって、あと何回行ける?

ほんと、噛み締めながら人生進めないと。
やりたい事は、今のうちにやるべきだ。

この本は、自分の事を重ねて考えさせる。
ありがとう、けいすけ。
同い年、まだまだ先に行こう!


【今日の1曲】
フラワー・カンパニーズ ~ 吐きたくなるほど愛されたい

フラワー・カンパニーズ / 発熱の男

本が「深夜ポンコツ」なのだから
本来は名曲「深夜高速」を出すのが正解だろう。

でも、この曲。
本の中でも尾崎、角田との対談で出てくる。
僕はこの曲が大大大大好きだ。

ライブでやってくれた時は泣けた。


苦しいこと全部 くしゃくしゃに丸めて
真夜中の隅に こっそり投げた
次の日の朝になって 2倍で返ってきた
ああもう 涙も出ない

この曲を聴いてほしい。
フラカンのおススメ曲は
いっっっっぱーーーいあるが、
僕なら、まずこの曲かなー。


迷う程道はなくて
選ぶ程余裕なくて
終わる程勇気なくて
まだここにいる

是非CD聴いて、LIVEでも聴いてほしい。


愛されたくて 今夜ももがいて溺れて
愛されたくて 煮え切れずに黙ってる
死にきれずに 笑ってる 今夜も

LIVEでは、血管千切れそうな位の
シャウトで圭介は歌う。
この曲は是非、ナマで聴いてほしい。


このアルバム、ほんと素晴らしいのよ。
メジャーから切られて、
インディーになってからの2枚目。

僕、メジャーでの後半はあまり好きでなかった。
それがインディーで出たこれは、僕の中の起爆剤。
メジャーんときより、ものすごい良かった。
どんだけ聴いた事か。

メジャーでの鬱憤を晴らすかのような
素晴らしい曲群、演奏。
ほんとに発熱してる。

フラカンの数あるアルバムの中で
僕としては1位です、はい。


LIVEで圭介が言う。
メンバーチェンジ無し!
活動休止無し!
ヒット曲無し!

いやいや、僕がその後に付け足します。
でも、名曲いっぱい有り!