
朝、ツイッターやってて知る。
「アントニオ猪木、死去」
嘘だろ?
まじか?

泣いた。
まじ、泣いた。
心の中に穴が開いた感じ。
馬場さん亡くなった時でさえ、
こうはならなかった。
そう、まだあんときは
アントニオ猪木がいるって思えたから。

僕はバリバリの全日派。
だからといって新日を見ない訳無いじゃん。
プロレス好きなんだから。
当時は全日、新日しか無いんだから。
猪木か?馬場か?の時代なんだから。
だから猪木の試合もバリバリに見てた。

あの当時のプロレス少年は、プロレスラーになりたかったのだ。
で、誰になりたいかってーと、絶対的に猪木なのだ。
けして「馬場になりたい」なんて人は居なかった。
(御大、すいません)
全日派の僕でさえもプロレスラーになるなら
どんなレスラー?と言えば、やはり猪木だった。
猪木は偉大だ。
全日派の僕でさえ、そう思う。
武藤だって、蝶野だって、橋本だって、
前田だって、佐山だって、藤原だって、
山田だって、船木だって、あと誰だ?
藤波も、長州も、キムケンも
いっぱいいるレスラー、
皆、猪木になりたかったんだ。

猪木と言えば、僕は
マスクドスーパースターとの金&覆面はぎマッチね。
猪木が負けたら大金払う。
スーパースター負けたら覆面はぐ。
これ金八の生放送だったのかな?
当時、HTB(北海道のテレ朝系)が映らなくて。
ど田舎だったから。UHFが映らないのよ。
高台に住んでる家は映るのよね。
この試合見たくてさ、
親戚のHTB映る家に見に行って。
嬉しかったなー、見れて。
そいで最後にジャーマンだもん。
興奮したよ!
「猪木のジャーマンだ!!!」
プロレス少年だった僕は飛び上がってた。
猪木の試合はいっぱい見たけど
やっぱ少年時代に見た猪木が思い出にある。
1980年前半は、猪木も乗ってたしね。

今日、1日中、
イノキ!ボンバイエ!が頭ん中で鳴ってた。
そして泣いた。
もう猪木も馬場もいない。
当時プロレス少年だった僕は
猪木も馬場も居ない世界など
考えもしなかった。
そんな日が今日、急に来るとは。
本当に泣いた。
いい親父が娘の前で泣けない。
かみさんをバイトに送った後、
僕は車内で泣いた。
ずっとイ・ノ・キ・コールをしてた。
ずっと炎のファイターを口ずさんでいた。
♬チャーチャチャー♬
♬チャーチャーチャーチャー♬
イノキー!!!
車内で叫んでた。
本当にショックだった。
いい親父を泣かせたアントニオ猪木。
本当に有難う。
今まで本当に有難う。
あなたから、何度も元気を貰いました。
あちらに行っても
「元気ですかー!!」
と残された僕らに言っててほしいです。
アントニオ猪木は
プロレスファン一人一人の
心の中に生き続けます。
ありがとうございました!!!!