死刑と殺人

最近は通勤中に本を読んでいる。
家で読めないから。娘の遊び相手だから。
たまりにたまった本を読みまくっている。

今回は以下の2冊を。
中古で買ってて途中までしか読めてなかったから
今回完読した。

死刑-究極の罪の真実
佐木隆三/わたしが出会った殺人者たち

僕の中の永遠のテーマ。
自殺、死刑、殺人。

この2冊を読むと、やっぱ考えさせられるよねー。

兎に角、人殺しはダメだ。
とくに、何の関係も無い人を殺すなんて、もってのほか。
そういう話ばっか出てきます。

してねー、子供を殺された遺族の話なんて
まともに読めない。胸が詰まる。
僕も娘が居るからほんと堪える。

だから、殺人者は死をもって償うべき、というのも分かる。
遺族なら尚更だ。

僕は以下の本も以前に読んだ。

森達也/死刑

森さんは死刑反対派。
この本の帯にも、たしか「死刑賛成派の人に読んでほしい」と
あったと記憶する。

僕はこれを読んでも「死刑賛成派」である。
ただ森さんの考えも分かる上での賛成派。

ただ完全に賛成でなくて、どっちかというと賛成、という
どうにも煮え切らない状況です。

僕は禁固100年とか出来るのであれば、死刑なくてもいいと考えてます。
死ぬまで牢獄にいろ、と。

でも、日本て無いでしょ。
死刑 or 無期懲役。
無期懲役て出られるし。

ただ無期懲役で出れるつっても、今は30年以上みたい。
「死刑」ではそう記載されていた。

して禁固にすると、出られないことで
生きる望みを失いかねない、と。
無期ならまだ望みがある、と。

あと税金で、ずっと生きていけるのかと思うとまた腹立つ。
刑務所で労働もしないだろうし。
ただただ、牢獄でのんびり生きるのか、と。

でもそんな殺人犯でも本当に反省する奴もいるし、
まったくしない奴もいる。
刑務官の話とか本で読んでると、なかなか辛い。
死刑の正解なんてないのかも。

やはり遺族の事を考えると「死刑」は必要と思う。
抑止力は無いけどね。
死にたいつって殺人犯すバカがいるんだから。

「死刑」でも記載されてたけど
日本ではやはり「死をもって償う」ってなるかな。

死刑については、また後々書くと思います。


【今日の1曲】
Dead Kennedys ~ Kill the Poor

Dead Kennedys ~ FRESH FRUIT FOR ROTTING VRGETABLES


Gonna Kill Kill Kill Kill the Poor
Kill Kill Kill Kill the Poor
Kill Kill Kill Kill the Poor tonight
(殺せ 殺せ 殺せ 殺せ
 貧乏人を殺っちまえ 今夜)

デッド・ケネディーズ(以下デッケネ)らしい、
ユーモアと悪意に満ちたPUNKソング。

昔、アメリカン・パンクって好かなかった。
なんかメロとか音が薄いなー、と。

しかし気付いたら英国より米国のバンドを
多く聴いてる事に後々気付く。

デッケネ大好き。
やはり本曲が入っている1st、2ndと
2nd前のミニアルバム。
最高ですね。
これぞアメリカン・パンク!


No more welfare tax to pay
Unsightly slums gone up in flashing light
jobless millions whisked away
At last we have more room to play
All systems go to kill the poor tonight

(福祉にムダ金を払う必要も無くなるし
 目障りなスラムなんか一発光れば消えちまう
 失業者もどっかいっちまう
 そしたらのんびり暮らせるぜ
 貧乏人一掃作戦準備完了!)

この曲も聴いての通り(読んでの通り)、
「貧乏人を一掃していい暮らししようぜ」っていう
差別を皮肉で唄った歌。

殺人犯す奴って、貧乏で不幸で・・・みたいなんばっかじゃん。
だから、こういう皮肉な歌はアリですね。

金持ちでも人殺す奴いるけど、
圧倒的に貧乏人で不幸な生い立ちが多いと思う。

さすがに日本語で「貧乏人を殺せ」って歌えないもんね。
英語だと日本でストレートに言えるから、素敵。

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