ジャンボ鶴田「永遠の最強王者」

やっとこ読んだ。

小佐野景浩 / ジャンボ鶴田 永遠の最強王者

もっと時間が有るならスラスラ読めたのだが、
いろいろやる事もありー、子守もありーでスラスラ読めず。

合間合間で読み進めて、やっとこ完読。
こっから感想文じゃー。

この厚さ、フリスクと比較

元週刊ゴング編集長、小佐野さんの渾身の一冊。
小佐野さんの優しい文章による鶴田の伝記である。

小佐野さん、きっと優しい人だと思うのね。

2019年夏に札幌でG馬場展があって。
まだ、、そん時は本格的にプロレスを見始めてない。
でも、馬場は見たい。
ついでに大仁田のトークショーもある、と。
行くよねー。

そん時の司会進行が小佐野さんだった。
僕はゴング読んでなかったから、小佐野さんを
この時まで知らなかった。

口調が優しいのよね。
見た目もそうだし。
一目見て、この方いい人だろうなーと。
GAORAの全日本プロレスの解説も優しい。

案の定、文章が優しい。
これターザン山本なら、鶴田の事を
めたくそ書きそうだもんな(笑)。

鶴田も優しかったから、書き手としては
小佐野さんが正解だったと思う。

て、著者の感想になっちゃってるね。

本の中身は基本、鶴田はズバ抜けてたという
事実を記載してる。
途中、途中で鶴田他、周りの感情とか挟みつつ、
鶴田は凄かった事と。

一つ思うのは、鶴田はプロレスラーとしての
野心が他のレスラーに比べて極端に少なかった点だろう。

これはこの本の根幹であると思う。
会社を背負うとか、トップに立ってやるとか
そういうのが無かった。
こういうとこは僕に似てるなーと思いながら読んだ。

でもリングの上ではベラボーに強い。
というかタフで上手い。
本当に相手になるレスラーなんて、この世に居なかったんでない?
それだけ特殊なレスラーだった。

残念なのは、この本でも触れてるが
人生の先を常に考えて引退後の人生も考えてたのに
病気には勝てなかった(実際は手術中の大量出血による死)事か。

先の事って分からないなーと、つくずく思った・・・。


鶴田の個人的想い出と言えば、函館大会での出待ち。
田舎の小学生が出待ちすんのよ。
俺もその中の一人。

でね、ブロディはちゃんとチェーン振り回して
出てくるのよ。逃げた(笑)。

鶴田は本当に優しいから
「はい、あぶないよー、気を付けてねー」ってバスに向かうの。
俺含む小学生が周り取り囲んで付いていく。

俺の足、誰か踏んだ!
とっさに「あ、鶴田に踏まれた!」と思う俺。

実際は違うと思うけど
本当にそん時はそう思ったのだ。
「鶴田に足踏まれた!やった!」とはしゃいだ。

鶴田は本当にでかかった・・・。
こんなプロレスラー、もう二度と出ないだろうなー。

ほんとに本当にありがとう、ジャンボ!
昭和プロレスファンは、
あなたをいつまでも忘れない!


【今日の1曲】
ジャンボ鶴田のテーマ ~ J

ジャンボ鶴田のテーマ/J

このテーマが鳴ったら、やっぱ盛り上がるよね。
来たー!鶴田ーー!

試合中も「オー!」やっちゃうもね。

札幌出てきてから、中島体育センター別館通ったなー。
このテーマ聞いたなー。
いい時代だったなー。

やっぱりこの頃のプロレスラーの
入場テーマは素敵だ!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA