自殺について考える

竹内が亡くなってから、どうも気分が良くない。
自殺願望がある人って、引っ張られるのかな?
昨日、今日とイマイチ気分が良くない。

朝起きて、会社に行きたくない。
いつもの事だが、特に今回は思う。
会社に行く位なら死んでたい。

そんなんだけど、家族の前ではいい父親。
こういう頑張りがどっかで破綻するのか?

日本で1日当たりの自殺者は80~90人程かな。
今日もどこかで誰かが自死している。
まさに今しようとしてる人。
これからと用意してる人。
遺書書いてる人。

竹内が自殺したって聞いても
なんで驚かなかったんだろう?
同調してたのかな?
自殺が身近だって事かな?

そんなときに、とてもいいブログを見つけた。
人の書いてるブログを探すなんて通常しないのだが
「いのちの電話 意味なし」といワードがあったから
検索してみた。

「毎日死にたがりくそ野郎」というブログ。
kojishi.hatenablog.com

記事を全部読んだ。
本当に同感できるのである。
自殺したい人の考えが手に取るように分かる。

自殺願望がある人には、とても楽しく同感出来るが
自殺という考えを持ってない人には、読むのは苦痛かも。

勧めませんが、興味ある方、自殺ってなんだ?を
考える人にはとても参考になると思う。

以前に漫画家、山田花子の自殺直前日記を読んだが
最後は支離滅裂になってて、良く分からなくなった。

山田花子 / 自殺直前日記

その点、このブログはとても分かりやすいし、
感情移入できる。文章も面白い。
(本人は面白おかしく書いてるつもりはないだろうけど)

ただ気になるのが、2016/5/27以降更新されていない事。
hatenaブログだから無料ブログだね。
何もしなかったら、そのまま残ると思う。

2016/4/2から2016/5/27まで、ブログ投稿数16

もっともっと書いてほしかった。
そのまま本にしてほしかった。
自殺するのも苦労するこの国で、
このブログは「望み」に思えた。

今、この方、どうしてるんだろう?
元気に、いや元気でなくても生きてると思う。
生きててほしい。

この方がブログで書いていた。
自分は死んでも自分以外は生きててほしい、と。
全く同感。
だから、僕はあなたに生きててほしい。
いつか語り合いたい。


【今日の1曲】
Throbbing Gristle ~ Persuasion

Throbbing Gristle / 20 Jazz Funk Greats

ジャケの場所がイギリスの自殺の名所、ビーチヘッド。
日本で言う東尋坊か?
そこで笑顔の4人。

バンド名がスロッビング・グリスル(以下TG)。
隠語で意味は「脈する男根」。

インダストリアル・ミュージックの元祖。

28年前位から欲しいと思って買ってなかった。
2017年にリイシュー発売されたので
1stとこの3rdを買った。
兎に角、このジャケが気になって気になって。

バンドをいろいろ調べると、ずいぶん
ブラックユーモアというか悪意に満ちてる
らしい事が書かれていて。
想像だけが進んでいた。

買って初めて音を聴いて、
こりゃ、普通の人は聴けない(聴かない)は、
と分かる。

工場音楽、産業音楽と訳せばいいのか?
インダストリアル・ミュージックと言えば、
ナイン・インチ・ネイルズやマリリン・マンソンかと。
どっちもまともに聴けてない。

マンソン持ってないし、ナイン・インチは1枚持ってるが、
ノイズというか確かに工場の音か。
でも、まだビートやメロ少々有るから
音楽としては一般の音楽ファンでも聴ける。

TGは、もう曲とかメロとか歌なんかぶっ壊してるから。
ノイズでもないし、エレクトロとも言い切れない。
正に説明しずらい音楽、それがインダストリアル。

明らかに言えるのは髭ダンが好きな人は
聴けない音楽(笑、どういう説明だ)。

で、最初に聴いて「は?」と思ったのが本曲。
途中で、なんとかパンティー、こんとかパンティーと
英語だけど、パンティーと言ってるのは分かるのよ。
途中に女性の悲鳴も入ってる。

もう、なんじゃそりゃ?です。
音だけ聴いても?なのに、途中でパンティー連呼。
TG恐るべし。

和訳はネットのどっかにあるのかな?
興味のある方は探してみては(笑)。

僕はアルバム最後の曲が1番好き。
僕の好きなVelvet Undergroundみたいで、
ギターのノイズ音が好き。

1stよりは、この3rdのほうが聴きやすいので
TG初めて聴く1枚なら、こちらをお薦めします。

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