ジョン・レノンは80歳

本屋に寄ったらジョン・レノン本がいっぱい。
ジョン生誕80周年との事。
生きてたら、もう80才なんだ。
でも、もう僕はあなたの年齢を超えてもうた。

そこで目に付いたのがこれ。

レコード・コレクターズ / 2020年11月号

「ジョン・レノン・ベスト・ソングス80」
買うよねー、読むよねー。

通常ならベスト100なのに、ジョンは80。
中身でも書いてたけど、ジョンのソロのオリジナルは
100曲も無いので、ベスト80みたい。
その中途半端なとこが、また面白い。

僕はビートルズが好き。
洋楽小僧、PUNK小僧んときは、
ビートルズを聴いてなかった。

「有名な曲が多いバンドでしょ」と
有名なバンドはあえて聴かない!
そんなバカバカしい気持ちでトンガッテいたのだ。

が20才を過ぎて、ちゃんと聴いた方がいいなと
オリジナルアルバムを全部聴いた。
驚いた。

この人達は、ROCKのネタを
ほとんどやってしまっている、と。

ビートルズが居なかったら、
今の音楽、バンドは全て存在しない、
と言ってもいい。

PUNKだ、ハードロックだつったって
皆ビートルズを通ってるよ。

中でもジョンの曲が好きだった。
ジョンのビートルズナンバーのほうが
生々しいというか、リアルといか。
圧倒的にジョンの作品が好きだった。

で、ジョンのソロだ。
正直に書く。
好きではない・・・・。

嫌いとは言わないが、好きではない。
なじめない、なじまない。

オリジナルアルバムも
1st「ジョンの魂」
2nd「イマジン」
しか聴けてない。

バンドとソロは全然違うもんだし、
もし同じだったら、それは滑稽だろうし。

オノ・ヨーコの影響もあるんだろうな。
ソロんなって、いろいろ考えもあったんだろうな。
単純に僕が分かってないだけだと思う。

ビートルズをあんなに聴きまくったから
ジョンのソロとの落差もあったんだろう。

ジョンが亡くなった時、僕はまだ音楽バカではなかった。
ジョンもビートルズも洋楽も何も知らなかった。
「なんか有名人が殺されたみたいだ」
こんな記憶しかない。

後になってビートルズ、ジョンの偉大さを思い知らされる。

生誕80周年、またベスト盤が発売。
もっかいジョンを聴き直すタイミングかも。
80才のジョン、見てみたかったな。

東京では「JOHN & YOKO展」やってるって言うじゃない。
見たいなー。札幌でもやってよ。


【今日の1曲】
John Lennon ~ Jealous Guy

John Lennon / Imagine

僕の思うジョンのソロのイメージって、
「イマジン」の曲のせいだと思う。
ジョンというと静かなイメージ。

もしくはプロテストソングを歌い叫ぶ人。
ぱわーとぅーざぴーぽー
ぎぶぴーすあちゃーんす

ビートルズと比べるからおかしいのだ。

本曲は静かで、めちゃ味わい深い。
いろんな人がカヴァーしている。


あなたを傷つけたかったのではない
あなたを泣かせてしまってほんとに悪かった
あなたを傷つけたくて言ったのではない
単に嫉妬なんだよ、男の子の

I’m Just a Jealous Guy
やきもち焼き

男の嫉妬だよ。
男はアフォだから、こんななんだ、ごめん。

ジョン自身の歌だろうが、
世の男の代弁をしてくれている。

ジョンらしい、いい曲です。
今回買ったレコ・コレでも2位でした。

昭和プロレスはドス黒い

本屋に寄ってプロレス懐古本。
買うよね~、読むよね~。

新日本プロレス 封印された10大事件 / 別冊宝島編集部

こちらは文庫で。
もっと前に出てた本の文庫版かと。

表紙がいいですねー。
第一回IWGP、猪木舌出し事件直前のアックスボンバー。

まさに仕掛け屋猪木の真骨頂!
と、この本読んだら思わされます。

俺たちのプロレス Vol15 / SWS30年目の真実

SWSですよ、あの。
僕も、よく考えたら真実を知らんかった。
なのに週刊プロレス(というかターザン山本)に
踊らされていた。

SWS関連の人のインタビューだが、
どうせだったらジョージ高野、若松市正にも聞いてやってよ。
この本の中だと、完全に悪役になってる(笑)。

悪役になるような事してるけど、本人達にも言い分あるでしょ。
あとターザン山本も出すべきでない?

やはりこの中で一番効いたのは、
天龍と天龍夫人のインタビュー。

本当に謝りたい。
あの当時、僕はターザンに踊らされていたんだと。

天龍さん、天龍夫人まき代さん、
誠に申し訳ございませんでした。

僕が浅はかでした。
知らないで週プロの批判に乗っかってしまいました。
ごめんなさい。


で、
昭和プロレス人間なら読むでしょ、この2冊。
読んで、こちらが「は~」と思うような事ばかり。

どちらも読んでて思うのは「金」と「人間関係」。
まじ、ドス黒い。

これってどこの会社でも組織でも糞政治家でも同じだね。
プロレスは社会の縮図か?

昔々ターザン山本が週プロ編集長だったときに
書いてた「ザッツ・レスラー」というコラム。

政治家が離れた、くっついた、仲間割れした、新党作った、
裏切られただのは既にプロレスでやっている、と書いてた。
プロレスが先を走ってるよな事、書いてたと思う。
プロレスも政治もドス黒くて汚いって事じゃない?

ま、金と人間関係だけの話でないんだけどさ、
基本中心はこれ。
アングルって言葉も多用されてるけど、
そんなに使われるとねー。

いや、分かってるんだよ、プロレスだから。
プロレスファンだけど、「プロレスだから」と
使ってしまう、この感じ。

昭和プロレス大好きな僕にとっては
こんだけ語れるのも、またプロレスなんだよねー。


【今日の1曲】
浜田省吾 ~ MONEY

浜田省吾 / DOWN BY THE MAINSTREET

すいません、ベタにお金の話でいうとこれか(笑)と。

PUNKが浜田を聴かないですが、
部活の先輩がイイって言うから一応聴いてみた。
当時、これが新譜で出てたから。
買うわけないから、借りたんだと思う。


いつか奴等の 足元にBIG MONEY 叩きつけてやる

いいですね、反骨ですね。
こういう人が大金持ちになるんでしょうか?


俺は何も信じない
俺は誰も許さない
俺は何も夢見ない
何もかもみんな 爆破したい

僕もいろいろ犯罪本読んできたんですけど、
こういう人は犯罪犯します(笑)。
大金は得てして得てない。

話はそれますが、
僕、この曲歌詞カード見てなかったの、ずっと。

2小節目
♬さびれた映画館と♬の後

バーガーゴロッケン

と歌ってて。

なんだ、それ?
英語にしては、変な単語だなーと思ってたの、ずっと。
バーガーゴロッケンっていう、ハンバーガーかな?
と勝手に思ってた。

したっけ、社会人なって人のカラオケで歌詞見て驚いた。

♬バーが5、6軒♬

えーーーー、日本語だったんだ。
しかも、これーーーーーー?!?!?!。

改めて歌詞カードはちゃんと読むべきだな、と思いました。
思い込みはダメですね。

本屋は楽しい。

うーん、仕事がつまらん。
上司もつまらんし、会いたくない(いつもの事)。
会社が嫌い(毎度の事)。

珍しく仕事がどんづまってきて、残。
帰りにでっかい本屋に寄った。

ま、時間があれば本屋には良く寄る。
一人になれる場所ったらサウナか本屋。

本屋はねー、楽しい。
兎に角楽しい。

音楽、プロレス、カメラ、映画、小説、コンピューター、
仕事、心理、鬱、自殺、殺人事件・・・・。

読みたい本が、これでもか!って置いてある。
お金と時間があるのであれば、爆買いしたい。
こんなに置いてあるのに、読めるのは極々一部。


20年前の東京府中生活んときは、ほんと面白かった。
神保町と中野ブロードウェイが大好きだった。

神保町は本の街。
あちこちに古書店、〇〇の専門書店が有る。
めっちゃ回った。めっちゃ買った。
さすがに価値分かってて、高いんだけどね(笑)。

探す楽しみがあるよね、本屋って。
ネットだと有無がすぐ分かってしまうけど
歩いて見まくって、「あ!」とか「お!」なる本を見つける。
これが楽しいんだっての。

今は札幌にも「まんだらけ」あるけど、
20年前の中野ブロードウェイで見たときは
衝撃だったな。東京凄い!って。

今もあるか分からないけど4Fの「まんだらけ」は
変な僕好みの本がいっぱいあった。
楽しかったー。そして散財した。

また一人旅して行って見たい。
家族だとね、神保町回れないから。
やはり、これは一人旅でないとね。

いつか、また一人で東京へ行きたいなー。


【今日の1曲】
サニーデイ・サービス ~ さよなら!街の恋人たち

サニーデイ・サービス / さよなら!街の恋人たち

その当時、神保町歩いてたら見た事ある店。
「あれ?これ、サニーデイの!!」

この本曲シングルのジャケの店発見!
めっちゃ感動した。

こんときは仕事で行ってたし、携帯も無かった。
(携帯、普及してたかな?僕が持ってなかっただけか?)
なのでカメラなんて無い。
記念写真も撮れなかった・・・。

いや、カメラ有っても、店先で撮れたかしら?
恥ずかしくて、きっと撮ってない。
それでも店の前をうろちょろ。

レコード・CDのジャケ写んとこなんて
普通分からないから行かない(行けない)でしょ。

ジャケ写の場所を特定出来たの、
このジャケだけじゃないか?

そりゃ興奮するでしょ。
大好きなバンドだし、ねー。

あ、て曲の紹介してないね。
らーいらいらいらい、です。
(意味分からんでしょ、曲聴いて(笑))

リアムの映画

最近は会社のギター大好き同僚(以下G)と
良くサウナ屋さんでビールを呑む(僕は1杯のみ)。

僕もGも音楽が好きなので、音楽の話をする。

G「ベストヒットUSA見てる?」
僕「え?やってんの?」
G「BS朝日でやってる」
僕「へー、小林克也、まだやってんの?」
G「やってる、かなり年だけどしゃべってる」

僕もGも80年代洋楽世代なので
ベストヒットUSAを見ていた人間である。
当時、洋楽のPVを見られるのはこの番組しか無かった。
(少なからず僕のド田舎では)

あの当時で小林克也も年だったと思うが
今現在も出てるって凄いと思う。

G「見た方がいいよ、タイムマシンのコーナー面白いよ」
G「今のヒットチャートは置いておいて(笑)」


なので先々週から録画して見るようにしている。
小林克也、相変わらず英語が上手い!
年は取っていた(笑)。

で、そこで思いがけずoasisの映画の紹介。
あー見たいなーこれ。

したら今度は会社帰りに本屋。
rockin’onの最新号表紙、リアム・ギャラガー。

rockin’on 2020年10月号

あ、あの映画はoasisでなくてリアムのなのか。
rockin’on買って読んだ。
知らなかった。
今、リアムがソロで売れてるなんて。

oasis、最初は超良かったのに
3枚目から「ん?!」ってなってって。
そっから良くならず。
兄貴のノエル(g)と毎度大喧嘩の末
ノエル脱退、解散という・・・。

oasisん時はリアムは、あくまでシンガー。
ソングライターはノエル。
だもんでリアムがソロで売れてるなんて
これっぽっちも思ってなかった。
ちょい聴いてみたい。

でも、久しぶりにoasis聴きたくなった。
聴いてみよう。


ところで、「ベストヒットUSA」で
タイムマシンのコーナー、無かったけど。

G「あー、たまに外れあるから」
僕「・・・・・」

あともう一つ。
ヒットチャート20を紹介するのだが
まーーーったく知らないアーチストばかり。
聴きたいと思うものも皆無。

今の全米チャートって、日本では全く受けてないのね。
あの当時あんなに洋楽ヒットチャート聴いてたのに
今は、こんなに興味が出ないのか!と驚いた。


【今日の1曲】
oasis ~ Whatever

oasis / Whatever

この頃のオアシスは絶好調だった。
出すもん、出すもん売れてたんでないか。

この頃、僕は邦楽ばっかり聴いていたが
oasisが出てきた事で、また英国バンドを
聴くようになった思い出がある。

兎に角oasisは良かった。
前期は・・・。

この曲は日本のCMでも使われていたはず。
何のCMだか忘れたけど。

最初のイントロからしてカッコいい。
ストリング楽器なのかな?
ギターバンド!って曲では無い。

やっぱりノエルの作るメロがいいもんね。
こんときのoasis、やっぱ最強だー。

売れないバンドマン?

「それでも売れないバンドマン」を読んだ。

それでも売れないバンドマン / カザマタカフミ

2年8か月前に1発目の「売れないバンドマン」を読んだ。

売れないバンドマン / カザマタカフミ

僕もバンドをやりたかった人間なので
こういう本は読んでしまう。
本屋で見つけて即買い。

中身は「3markets[]」というバンドのVoが
売れない、売れないと嘆いてるブログの書籍化。
それはそれで面白く読めた。

売れない、売れないつってるけど
売れるってなんじゃい?と思うのです。

メジャーに行っても喰えない人いっぱいいるし、
インディーでも喰える人いるし。

カザマさんの言う「売れる」は、
「音楽だけで喰う」事を指すのだろう。

バイト三昧でバンド続けて、
周りからいろいろ見られて、
将来が不安で、などなど。
それでも好きなバンドは止められない。

いいじゃないか!
ええじゃないか!
と僕は思うのだが。

バンドやりたくてもやれない人間、いっぱいいるし。
続けていけるなんて最高じゃないか!

ま、隣の芝生は良く見える、なのかなー。
リーマン生活長いとバンドで夢見た頃を思い出す。
カザマさんみたいな生活もいいように見えるがなー。

売れないつっても本出せてるし、CDも出してるじゃん、と。
タワーオンラインで探したら、めっちゃCD出してるじゃん!
本だって出すのも、誰かが見てくれてたって事じゃん。

僕から見れば、なんて素敵なんだ!ですよ。
僕のやりたかった事、全部出来てる。
嫉妬。

好きな事、やりたい事も分からない人達が
いっぱいいる中で好きなバンドを続ける、続けられている。
これ素晴らしい。
音楽で喰えなくてもいいと思うのだが。

生活は厳しいかもだが、今でもバイトで喰えてるなら
それでもいいと思う。好きな事を続けられるなら。

周りからどう見られようと、やりたい事はやるべき。

僕は若い時にバンド・音楽を挫折したから
こんな最高につまらないリーマンをやってる。
んで未だにバンドやりたいと思ってる。

カザマさんはどっちが良かった?


【今日の1曲→今日の1枚】
3markets[] ~ さよならスーサイド

3markets[] / さよならスーサイド

すいません、私、3markets[]を全く知りませんでした。
第1弾の「売れないバンドマン」を読んで初めて知りました。

第1弾を読んでるにも関わらず、肝心の音は聴いてない。
して第2弾も出版されてしまった。これは失礼だ。

娘と遊びに行ったついでにタワレコに寄った。
スリマに1枚しか置いてなかった。
一番最新作の本アルバムが置いてなかった。

なので、聴けてません。
申し訳ない(カザマさんに謝ってます)。

置いてる1枚を買えって話ですが、
やはり聴くなら最新作にしたかった。

カザマさん、買って聴きます。
ここは宣伝で終わらせてください。
(宣伝にもならないブログだが)

読んだ人、聴いてみてください。
僕も聴いてみます。

女性は強い、男は弱い

「妻たちのプロレス」を読んだ。

ターザン山本・福留崇広 / 妻たちのプロレス

通常であれば、書評、感想を書くのが正解。

葛西純夫婦のを読んでから葛西の試合を
You Tubeで見たら泣けた、とか。

馬場夫妻を書いたターザン山本のは完全にファンタジー、とか。

福留さんのは、完全に正統派ノンフィクションなのに
ターザン山本は違う次元を書いてる、とか。

いろいろ感想があるのですが、あえてそこでなくて
これを読んで書きたい事を書く事にした。

女性は強い!
この本に出てくる女性は、皆強い。

藤波の奥さん「この人についてく」と言ってるけど
支えてるのは奥さん。

高山を一生懸命介護してるのは、奥さん。

無茶苦茶な剛竜馬の子供を産んで孫までも奥さん。

すんごいは!
女性は、男なんかに比べると、すんげ強い。

いざとなったら腹括る。
肝っ玉が座っている。
割り切りが早い。
本当は金玉が付いている。

男なんて男社会だ、管理職、って
大手を振っているけどさ、
それを支えてるのは、やっぱり奥さん、かみさん。

男はかみさんが亡くなると死んじゃう。
女性は旦那が亡くなると活き活きして長生き!(笑)。

男は常に女々しい。後引きずる。
女性は、すぐ割り切る、切り捨てられる。
「女々しい」じゃなくて「男々しい」が正しい。

男はケツ穴が小さい。
女性はケツ穴どころか、アソ・・・・・・。

なんか社会では男が偉そうにしてるけどさ、
本当は甘えん坊のクソガキだよ。
本当は女性に甘えたいんだよ。
女性の優しさに包まれたいんだよ。

男は、かみさんにケツ叩かれて
必死に働いて金を得て家族を養えればいいのだ。

この本読んで強く思ったのは何回も言うけど、
「女性は強い!」
参りました。

世の既婚者に聞いてみればいい。
「地球上で一番最強の生物は?」
皆「かみさんだ!」って言うから(笑)。

あ、この本の書評は、またいつかって事で。


【今日の1曲】
グループ魂 ~ 嫁とロック

グループ魂 / 嫁とロック


アイ アム ア 妻帯者
アイ アム ア 愛妻家

嫁讃美歌(笑)


出かけるにも理由がいるぜ!
夜中CD聴けねえぜ!
もう1ヵ月ドントシコる

どこもね、旦那は大変なんだ(笑)。


嫁の不在は俺のチャンス
爆音でメガデス ウソ AVデス

あ、これ本当です。
嫁が居なければAVを音出して見ます。
ネットでも見ます。


それでも好きだぜロケンロー!
嫁の次に!

かみさんには頭が上がりません。

って、このジャケ、岡江久美子だったね。
あれは悲しかったなー。
コロナのクソ野郎!

繋がっているのかも。

以前に紹介した森達也さんの本で
「ジェームズ・ナクトウェイ」なる人物を書いていた。

戦場カメラマン。
ナクトウェイを追った映画で本人に会ったと。

僕は無知です。
報道写真を好きなのに、この方を知りませんでした。
森さん曰く、もの静かな人だったようだ。

写真も凄惨なものもあるらしい。
この人の写真集、見たいなーと思ったら
amazonで34,575円より!
うひょーーーー、手に負えない。

なのでネットで少々探してみた。
したら・・・・・。

ソウル・フラワー・ユニオン / カンテ・ディアスポラ

これは、僕の大好きなバンド、
ソウル・フラワー・ユニオンのアルバムである。

このジャケ写真こそ、「ジェームズ・ナクトウェイ」であったのだ!!!!

ま、ま、まじがーーーー!!
ここで、こんな繋がるのかーーーー!!!

戦車の弾出るとこを鉄棒変わりに遊ぶ子供。

これをジャケにするのは
ソウルフラワーらしいと思っていた。
この当時のソウルフラワーは
戦時下の子供をジャケにしていた。

大好きなバンドの印象にあるジャケが
今回のナクトウェイに繋がるって
凄くない?

ソウルフラワー、ナクトウェイ、森達也、
興味あるものが繋がる驚き。
こういうの何年かに1回あるんだよねー。
こういう繋がりってありがたい。

んだから、いつかこのブログ読んでくれてる人と
繋がる事が起きるんでないか?!と
密かに期待している。

「あ、あのブログ、あなただったんですか!?!?」
なんてな感じで(笑)。


【今日の1曲】
ソウル・フラワー・ユニオン ~ 海へゆく

ソウル・フラワー・ユニオン / 海へゆく

そのアルバムリリース前に出したシングル。
アルバムに収録されてます。

こんときのソウルフラワーは
「唄もの」に力いれていたように思う。


明日のために 本日も祝杯を
あまたの悲しみを 天空へ放つ
過ぎ去りし詩 来るべき唄どもよ
女は 決意込め また海へ行く

ニューエスト時代に比べると中川敬(Vo,G)の
やさしさが溢れているように思うが、言い過ぎか?(笑)。

ナクトウェイ、
全く知らなかったが中川は知っていたのね。

アルバムのスタッフんとこに
<photo:james nachtwey>
って小さく書いてあったは(笑)。

写真集、是非手に入れたい。
できるだけ安く・・・すいません。

写真が好きです。

僕は動画より写真が好きです。
その一瞬を切り取るのが写真の醍醐味です。

運動会で他のお父さん、動画録ってるんだよね。
俺、どっちもスタンバってるんだけど、メインは写真。
一眼レフカメラです。

娘の弾ける一瞬が撮りたいの!

動画なんてハードが無いと見れないでしょ。
写真は写真にすれば、いつでも見れるもん。

写真の良さは、その一瞬をずっと見れるって事。
一枚の写真からいろいろ想像できるって事。

で、一眼レフ買って思ったのは、写真は難しい!!!!

写真なんてただ撮ればいいっしょ!
機械によるっしょ!
と思ってたら大間違い。

まったく上手く撮れない。
構図、色彩、光、被写体、その他モロモロ・・・。

娘が生まれてから写真ばっか撮りまくってきたが
納得のできる1枚は未だに無い。
(親戚に「ちびまるこちゃんに出てくる
タマちゃんのお父さんだ」と言われた)

ほんと写真家、カメラマンて凄いは。
もっと上手くなりたいぃぃぃ。
カッコいいエロ写真撮ってみたいぃぃぃぃ。


で、写真を見るのも大好き。
特に興味あるのは報道写真。

近年の報道も動画が主だから考えさせないじゃん。
ただ見て終わる。思考させない。

写真は考えさせる。
この後どうなった?
この前はどうなっていた?
その一瞬を切り取った事で、見た人に「どう?」と問いかけてくる。

というので、下の本をご紹介。

ピュリツァー賞 受賞写真 全記録

報道写真て、楽しい写真は無い。
悲しいのばっかり。
考えされられる写真ばかり。

僕も、人の心を打つような写真を死ぬ前に撮ってみたい。


【今日の1曲】
スキップカウズ ~ ハイチーズ

スキップカウズ / ハイチーズ

スキップカウズがメジャーデビューした時は
好きだったなー。一度もLIVE見てないけど。

カメラをテーマにした曲って多くない?
この曲は2nd出す前に出したシングル。


こんな気持ちは はじめてよと
嘘でもいいからいって
好きよもうたまらないと
髪をかきあげていって
その瞬間まぶたがシャッターを切る

いい曲なんだけどなー。
そんなに売れてない・・・と思う。

「まぶたがシャッターを切る」って、いぐない?
かみさんは、この曲を絶賛していたよ(笑)。

ロッキングオンJAPANで
初めてこのバンドを知ったがメンバーのルックスは・・・・。
でも、そこがいいのだ。

1st出した後、北海道のFM(?)か何かの企画で
大晦日に無料LIVEを札幌ペニーレーン24で行ったのだ。

僕は行きたかったが、かみさんは・・・・。
大晦日だし、まだ娘も生まれる遥か前。

で、これをFMで生放送したので聴いた。
たしかMDでも録った。

あー行けば良かった・・・・。
こういう後悔は、ショッチュウしてる・・・。

Voのイマヤスは芸人も目指した事あるので
曲間のMCはお笑いに近い。

スピードワゴンの小沢が出てきたとき
イマヤスに声が似てると思った。
声のこもり具合が絶妙に同じ。

現在も活動してるようだ。
良かった。

中央線はまっすぐだ!

あー、読んでもうた。
もっともっと読みたい。

何ってイヌイジュンのスターリン本。
まさに知らなかった裏ストーリー。

イヌイジュン / 中央線は今日もまっすぐか?

読み始めたら一気にいってもうた。

家に居たら読めないけど、
かみさんと娘が「あつ森」やってる間に
ガバガバと読みふけりました。

そうだったのか!の連続。
こっちは聴いてるだけだったから
そりゃ知らないよね。

いろんな発見があったけど、
中でも僕がずっと思い込みしてた件。

「虫」のドラムはずっとイヌイジュンだと思っていた。
したら、その前の「STOP JAP」後に脱退してたとは!

そいで脱退理由が「STOP JAP」制作時の
森脇美貴夫(PUNK ROCK評論家、雑誌DOLL編集長)との衝突だったなんて!

知らない事だらけだ。
「虫」にイヌイジュンが参加してたら、
違った「虫」になっていたかも?なんだね。

バンド続けるって難しいんだなー。
ミチロウとイヌイジュンが作ったバンドなのに
他からの攻撃(?)で辞めるなんて・・・・。


スターリン最強メンバー時で生きてるのがイヌイだけだから
これは貴重な本である。

イヌイも本書で書いてたが、本来であれば
ミチロウが書くべきスターリン・ヒストリーだ。

でも、もういない。
ここはイヌイしかいない。

終盤でミチロウの魂が乗り移ったかのように
イヌイは幻想論をまくしたてる。

「あ、きたか」僕は思った。

当時のスターリン、ミチロウのインタビューは
訳が分からなかった。

こっちはクソガキ。
共同幻想がどうしたとか、吉本隆明がどうとか、
わっかるわけない。

当時「バターになりたい」という
ロッキングオンからミチロウ対談集本が出たのだが
分からないだろうと思い買わなかった。

後悔、リグレット。
今なら読みたい。
20年前に東京で探したが無かった。

ロッキングオン!再発してくれよ!

で、今回もイヌイはわざとだと思うが
そういうのぶつけてきた。
やはりミチロウの事を思ってなんだろう。
それともイヌイも幻想論者?

して当時のLIVEやツアー状況も
書かれてて面白かった。
いろんな人間関係も分かった。
それまでのスターリンメンバーの動きも分かった。

今、イヌイは残されたオリジナルメンバーとして
スターリンY、X、Z、その他で活躍中。

本当であれば札幌にもツアーで来る予定だったのに
コロナで無し。来たら当然、行く!

兎に角、この本
スターリン好きなら読まなくてはいけない本。
中央線は今日もまっすぐだ!
皆さん、買って読んでLIVEに行こう!

俺はスターリンを
嫌だと言っても愛してやるさ!


【今日の1曲】
THE STALIN ~ STOP JAP

THE STALIN / STOP JAP

本のタイトルにもなってる
「中央線はまっすぐだ」が歌われてる。

僕はスターリンは「虫」から聴いた。
次にこのアルバム。

いやー、もうこの2枚は死ぬほど聴いた。
日本のPUNKはこれか?!と狂わされた。

もう語っても語っても語りつくせないアルバム。
日本人なら聴かなくてはならない!

でもこのアルバム出してイヌイ脱退とは
誠にもったいない。

本書では脱退でミチロウの話は出ていなかった。
留めなかったのかな?

その後、イヌイは復帰「Fish Inn」「LAST LIVE」で
ドラムが聴けるから良かった。

特に「LAST LIVE」のイヌイのDrは圧巻だと思う。

あ、本書にも書いてたが、その「LAST LIVE」んとき、
遅刻したって。

えーーーーー。
そんな大事なときにーーー!?!?!
それも、この本無かったら分からんかった。

この本最高!

ディスクガイドが大好きです。

僕のいこいの場はサウナと本屋です。
本屋大好き、ずっと見てられる。
読みたいのいっぱいあるが、買う金はいっぱい無い。

本屋に寄ると見るだけのつもりが、
お!という本が有ったりして困る。

ギターマガジン 2020年7月号

ギターマガジンを初めて買った。
この本はギターやる人読む本。
僕も弾くが最近はやってない。
ので、基本ギターが物凄く好きってわけでないので
必要のない本である。

が、だ。
表紙見て買うことにした。
だって「ギター名盤」だよ。
もう、よだれ出るは。

僕は、ディスクガイドが大好き。
見つけて興味ありそな内容なら買う。
レコードコレクターズが、たまにそういう企画やる。

なんとかの100曲とか。
Bob Dylanの100曲とか。
それ以外でもいろんなディスク紹介本ある。

PUNKだけだったり、80年代だけだったり。
もう買って読んじゃうもね。

だいたいが音楽評論家であったり
ミュージシャンであったりが
自分のお気に入りとか出してるのよね。

もうたまらん。
何回も読むし、興味出た1枚は買うし。
この人はこう書いてたが、俺はこう思うとかできるし。

家にどんだけディスク本あるんだ、と。
音楽に興味無い人は全く不要な本だろうな。
こういうの買い漁ってる人、俺の周りで俺くらい。

音楽好きなのもあるが、知らない名曲、名盤を
死ぬ前に少しでも聴きたいから。
アカの他人でも「あなたの名曲は?」を聞きたいもん。

俺もそんなに長くないから、できるだけ
名曲、名盤を発見して聴いていきたい。

ちなみに僕は初対面の人に
「好きなバンドは?」と質問します。


【今日の1曲】
bloodthirsty butchers / 7月

bloodthirsty butchers / kocorono

名曲。

このギターマガジンでブッチャーズの
このアルバムが4位となっていた。

おー、分かってらっしゃる!!!
さすが、ギター専門誌!

このアルバムは名盤で、特にこの「7月」は本当に素晴らしい。
1999年のライジングサンでの朝焼け演奏は超名演だと思う。

で、この本にご丁寧に譜面(TAB譜:ギターの譜面)まで載ってる!


Vo、Gの吉村が亡くなってもう7年。
早いなー。まだまだ素晴らしい音楽作れただろう。

一般の売れるような曲しか聴かない人だと
分かりにくいかも知れない。
Voもうまいとは言えない。

だが、轟音ギター、グリグリなベースライン、重いドラム、
それでいて美しいメロディー。
そこに下手で上手いVoが乗る。

吉村はいろいろな本やミュージシャンの話を聞くと
奇人ぽそうだが、音楽人としては素晴らしい。

この「7月」なんて、良く書けるなーと思う。
どういう頭の構造してんだろ?
まじ聴いてほしい。

ライジングサンでの「7月」演奏最後にギターをぶん投げる!
おーーーーー。


蛇足ですが
北海道ローカル番組で怒髪天が出ていてGの上原子友康王子が言ってた。
「投げたギター、俺のなんだけど」
「まだ、返ってきてない」
「どこ行ったんだ?」

知らなかった(笑)。
吉村さん、それはひどい。