あぶらだこ ~ ディスクレヴュー(作成中)

あぶらだこは、アルバムにタイトルを付けない。
ジャケで通称〇〇盤と呼ばれている。

2008年の「舟盤」以降、新譜は出ていない。
新譜が出る事を願う。

世界中で唯一無二のバンド。

舟盤

2008年6月リリース

心が落ち着く音。

歌詞カードに珍しく前置きが。
「出港から入港まで」

このアルバム1枚を
1つで聴かなければ、全く意味無し。

楽器も多め。
華麗なギターソロ。
ノイジーなメロディー。

チョップだ!
チップだ!
こねまわしてみろ!

こねくりまわる演奏。
名盤。
素晴らしいアルバム。

この続きは、未だ出されていない。

穴盤

2004年6月リリース

月盤

2000年10月リリース

釣盤

1996年1月リリース

あぶらだこのオリジナルアルバムで
一番走ってると感じるアルバム。

そもそも、あぶらだこ自体が
オリジナルの音楽「あぶらだこ」をやっている。

ロックだ、パンクだ、変調子だなんて
野暮な言葉は一切不要の問答無用。

あぶらだことして聴いてくれれば
それでいいのだ。

飛んでいる、跳ねている、沈んでいる、突いている。
走っている、刺している、回している、釣っている。

見事なこねくりアレンジで
聴いてる側を壊しに来るロックテイストな1枚。



亀盤

1989年4月リリース

これがギターだ!
と言わんばかりのスライドギター。

アルバムラストを飾る「焦げた雲」
この曲で〆るのが、カッコ良過ぎる。

青盤より分かりやすいのではないか?
初心者でも入っていける感覚。

そうなのだ、あぶらだこは
まさに感じる音楽なのだ。

体感ならぬ耳感、もしくは頭感。

誰でも聴けるような音楽の真逆を感じる。
このアルバムで感じる感じを感じる。

Don’t think! Feel
音に耳を任せて聴いてほしい。

あぶらだこがPOPだと分かる。

青盤

1986年1月リリース

初聴時、全然分からなかった。

前作が分かりやすかった分、
この2枚目は、とっつきにくい。

しかーし、何度も耳に入れて頂きたい。
見えてくるんだ、目の前にブルー以上の青が。

慣れた耳で聴くと、なんとPOPな事か。
こんなに出来上がってるアルバムを
聴かないのは勿体なし。

最後の⑫「アンテナは絶対」
ギターもPOPでトリに相応しい。

先入観はやめて、この2枚目と1枚目を
聴いていただきたい。

きっと「音楽とはなんぞ?」と思う。
「ロックってなに?」
「パンクってなんすか?」

それらを超えたところに、あぶらだこ。
これを聴き身体に入れた時点で、進化した自分が解る。

垂れ流しで聴くヒット曲より、
頭をグニッとさせて聴くPUNK。

木盤

1985年8月リリース

メジャー1st。

一番分かりやすい。
飲み込みやすい。

初心者はこのアルバムから入るべき。
あぶらだこの世界感を感じられるはず。

このアルバムで「お!」と
少しでも思えたら、次に行ける。

このアルバムを受け入れられないのであれば
もう、あぶらだこは聴けないであろう。

それ位、分かりやすく聴きやすいアルバムである。

顔がグニッとなる。
眉間に皺がよる。
これこそ、あぶらだこ。

⑩「翌日」。
静から徐々に動へ。
アルバム最後を飾る、素晴らしい曲。

是非シングルであるLIVEヴァージョンも
聴いてほしい。

OK盤

1999年12月リリース